この時代は銅板画の絶世期。本が珍重されている時代でした。
イカールもそうですが、中でもP.E.BECASは当時の挿絵の寵児。
ボードレールの悪の華で脚光を浴び、たくさんの文学作品の
挿絵を版画で手がけました。
中でもSYLVIEは絶品です。タッチが繊細。
淡い色彩が優雅そのもの。
ベカが手掛けた文学の挿絵の中では最高と言えそうです。
折角の版画を飾るための 額と台紙のセットも用意しました。
20枚の銅板画から選び額に飾って下さい。
当時の事ですから 挿絵が本の中から簡単に外れるよう
製本されています。