1893年 Jumeau Jumeau3  32センチ 

小さなジュモー3号 ジュモー家に生まれながら ある日選ばれて 他の家にゆき養女となり 輝かしいデビューを飾ります 当時ジュモーは他の人形会社や大手の人形屋に 下ろしていました 選び抜かれた彼女たちはヘッドの後ろのジュモー社の印の赤いスタンプを消され 違うルートでオリジナルなドールとしてデビューするのですが ジュモー社である本来の素性は 隠せば隠すほど分かったようです ヘッドは傷一つないのですが額の上が白いのは マークを消した時の薬品が ついてしまった跡のようです 幸いなことに 髪の毛でまだ隠せる位置 エスメラルダの役に選ばれ 薔薇色の絹に身を包みタンバリンを持ちバレーのお稽古 パリオペラ座のプリマを目指しています 栗毛色のモヘアの髪が躍りに合わてゆらゆらします

メイルでお問い合わせ




アンテック人形 装飾品 戻るヘッドへ
inserted by FC2 system